艦これ2024早春イベお疲れ様でした)、たまに えびバイク など




第6章 不審船討伐

大航海時代OnLineには「クエスト」と「イベント」があります。「クエスト」は海事・冒険・商人の各ギルドにあつまる課題の中から、自分で好きなものを選ぶことができます。

例えば「アントワープにビールを10樽届ける」「オスロに連絡書を届ける」「カレーまでの航路を開拓する」のようなお使いをこなして、報奨金と名声を得ます。中には、途中で海賊を討伐したり、財宝やアイテムを探すために上陸して遺跡を探索したりするものもあります。

自分の能力と見比べて、クリアできそうなものを選んでこなしていけば良いので一人で遊ぶにはもってこいです。また、必要なスキルが自分ひとりでは賄えなかったり、大掛かりな戦闘が予想されるクエストには「艦隊」を組んでからクエストを貰うことで、パーティーとして共同でクリアすることも出来ます。

これに対して、「イベント」はキャラクターを作って最初に降り立った町で徐々に進んでいく「物語」に参加するもので、なにかの条件(多分、名声)を満たすたびに、勝手に始まります。

イベントが始まっても、そのイベントの続きをすぐに始めるか、後回しにするかは選べるので自分の都合に合わせて進めることが出来ます。

イベントをこなすことで新しい海域の地図を貰えたりするので、一種のランクアップクエストと呼べるかもしれません。

今夜は、その6章が始まってしまいました。ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、途中で海戦があるようです。一人では心細かったので、ちょうど同じくらいの名声があって、一緒にイベントをこなせそうな長門.さんを誘ってみました。長門.さんは、かなり離れた海域に出かけていたので、イベントの始まるロンドンへ戻ってくるのには時間がかかりそうです。

長門.さんの到着を待っている間に、あと3人メンバーをあつめてみることにします。いわゆる「野良募集」です。募集してすぐに応募があり、先着の3名の方に艦隊に入っていただきました。

皆さんがそれぞれ、出発の準備をしている間に長門.さんも合流。早速、イベントの起こる海域へ出かけることにします。

自分がメンバーを募集した行きがかり上、その艦隊の「提督」として、皆さんを引き連れて航海します。しかし、実は今回のイベントが起きる海域には初めて行くので地理が良く判りません。とりあえず、この海域の事を良く知っている人に「もう少し北寄りに進むと良い」のようなアドバイスを貰いながら、途中にある沿岸の町や村に水と食料の補給に立ち寄りつつ目的の地点を目指しました。

しかし途中で立ち寄った町では自分たちとは違う言語を使っていて、私一人では酒場で食事すら摂らせて貰えません。でも、艦隊のメンバーの中にこの地方の言語スキルを持っている人が居たので、その人に通訳してもらう形で無事に買い物までできました。

このように言語スキルに限らず、自分に足りないスキルがあるクエストでも艦隊のメンバーの中で融通しあうことでこなして行けるのは中々良いシステムだと思いました。まぁ、この地方に独特の産物があったので、今度単独で商売に来るためにあとでこの言語スキルを教えてくれるNPCを探して自分も習得しておこうと思いました。

XGで言うところの「スキルスロット」は自分のLvが上がるごとに少しずつ増えていくようです。現在の私のキャラは22マスあります。「英語」「スペイン語」のような言語スキル以外にも、食料品をより多く取り扱える「食料品取引」、航海中に緯度・経度と周辺MAPが表示される「測量」など色々なスキルがあり、1スキルで1マスを消費します。

スキルは各地のNPCからお金を払って買え、要らないスキルは消すことも出来ます。また、スキルには体系があり、「AのスキルをLv5まで上げると、さらに上位のスキルB、Cを習得できるようになる」のような関係になっています。このスキルを組み合わせて自分のなりたい職業にキャラクターをカスタマイズしていく仕組みです。

多少、不案内で手間取った感じもありましたが無事に目的の地点に到着。イベントの海戦が始まりました。しかし、意外と敵が弱く一瞬でケリがついてしまい、拍子抜けしました。これなら、普段単独で貿易航海中に遭遇する海賊やならず者の方がよっぽど強敵です。(実は、なぜあんなに弱かったのかも物語の伏線であとで納得、だったのですが)

イベント海戦も終わったので、ロンドンに戻ることにします。元来た道を戻るだけなので簡単・・・になるはずが、非常に大変でした。まず、海域にはエリアがあり、そのエリアの境目では画面が一瞬暗転して切り替わります。そのエリアの境目で大変なことが起きました。

エリアの手前で大して強くも無い地方海賊に襲撃をされた事から始まります。艦隊を組んで行動中に海戦が始まると、みんなバラバラに散って応戦します。それ自体は大した問題ではなかったのですが、その弱い地方海賊を撃退した後、メンバーの位置が離れすぎて艦隊を組みなおせませんでした。

仕方が無いので、次の寄航予定地だった港へバラバラで向かうことにしたのです。悲劇はそこから起こりました。

メンバーのみんなが各自でエリアを越えたら、向こう側のエリアは「嵐」だったのです。嵐はこの世界では大変な脅威です。船はどんどんダメージを受けて耐久力が下がりますし、折角育てた乗組員が波にさらわれてしまう事もあります。嵐に遭遇したら帆を畳んでひたすら嵐が過ぎるまで耐えるしかありません。

私の船も最大で100あった耐久力が50近くまで減らされ、乗組員も6名失いました。幸い、沈没する前に嵐が過ぎ去ったので、ボロボロになりながら集合場所の港を目指します。しかし、私以外のメンバーには更なる悲劇が襲い掛かったようです。

【以下、伝聞】

離れ離れになったメンバーの一部は嵐でボロボロになった直後、いきなり艦隊戦に。地方海賊に弱ったところを襲われたそうです。幸い、「修理」スキルを持った人が居たので、その場に居たメンバー全員の船の耐久力を一気に回復でき、難を逃れたそうです。

その後、メンバーと無事に落ち合い、出発した港に戻って解散しました。まさに、「行きはヨイヨイ、帰りは怖い」冒険になりしたが、無事にイベントを進めることができました。