艦これ2024早春イベお疲れ様でした)、たまに えびバイク など




LASIKの日

今日の午後から、以前の日記に書いた、レーザー近視手術(LASIK)を「http://p2222.nsk.ne.jp/~hasai/」で受けます。

この3日ほど、度の合わない借り物の眼鏡で不便な思いをしましたが、それももうすぐ終わります。



無事に終わりました。
「13:00までに来るように」言われていたので、昼食後に大急ぎで行ったのですが、実際に手術を受けたのが15:00過ぎ、全て終わって外に出たのは17:30過ぎでした。

当初の予定では、13:00からと予約した中では私が一番最初に受けられるはずだったようですが、私を含めて同じ予約組の3人の中で「子供を迎えに行く用事があるから早く終わらせて帰りたい」と仰る女性の方がいらして、先生から「順番を譲ってくれないか」と頼まれました。私は特に用事もなく(先生が決めていた)順番も構わなかったので快諾しました。

そうして一番先に手術を受けた方は「ありがとう」とお礼を言いながら、14:30過ぎに帰って行きました。

この医院では、金曜の午後はLASIK手術を行う時間帯にしているそうで、15:00過ぎから手術を受けるよう、予約にしていた方たちも合わせて、総勢8人くらいが待合室で座っていました。

今日、LASIKを受けるために集まっていたのが、私以外、若い女性の方ばかりだったのは、かなり印象的でした。

途中、外来の患者さんはお断りしている時間帯にも関わらず来院された方も、先生は手術の合間を縫って診察されていたので、予定より遅くなりました。入り口に「ただ今、休診中」の看板を出している筈なのに、構わず入ってくる方って結構居るんだなぁ、と妙に感心していました。

そんなこんなで、かなり待ちくたびれた感のある15:00過ぎにようやく私の名前を呼ばれ、手術室へ入りました。割烹着のような紙製の手術着を着せてもらい、同じく紙製の帽子を被って、手術用の椅子に座りました。

椅子の背もたれが倒れて仰向けに寝かされ、機械の下に据えられました。右目から順番に、洗浄、消毒、麻酔されます。
四方からまぶしい光が浴びせられます。機械の真ん中にある黒いレンズの外周に緑色の輪が見えます。
「緑色の輪の中にある、赤い点をずっと見ていてください」と先生は仰るのですが、麻酔が効いて痛みがないとは言え、ハケや器具を目に直接押し当てられる感覚には馴染めず、勝手に逃げようとする目を動かさないよう努力するのが大変でした。

角膜の表面を削って「フラップ」を作る器具を目に押し当てられました。一瞬、視界が暗くなった時に「フラップ」を作られたようですが、特に痛みはありませんでした。「フラップ」の部分をめくり上げられると緑色の輪も赤い点もさらにぼやけてよく見えなくなりました。
次に青い線香花火のようなレーザー光が目の前で乱舞する様子を、ぼんやり眺めてるうちに照射が終わりました。ほんの1分足らずの出来事でした。

しかし「フラップ」を元に戻す「後始末」にかなり時間が掛かりました。私は、長年コンタクトレンズをしていたため角膜の中に「新生血管」ができていたそうで、出血がなかなか止まらなかったのです。
止血できて「後始末」が終わるまでの数分間、ずっと目を器具で固定され見開いたままの状態にされていたのが、この手術の中で一番辛い時間帯になりました。そんなに痛くは無いのですが、眩しいのと目が乾く感じがして、早く目を閉じたくて仕方が無かったのです。

左目も同様に処置してもらいましたが、右目よりさらに出血が激しかったので、度の入っていないコンタクトレンズをつけて止血することになりました。

手術室に入ってから出てくるまでに、20分ほど掛かったようです。

待合室のソファーに戻って安静にします。目からは勝手に滝のように涙が出続けるので、タオルは手放せません。涙は鼻にも伝ってグズグズになったので、ティッシュで洟をかみつづけました。まるで花粉症にかかったかのようでした。

手術直後の目を手鏡で見たら、真っ赤に充血していました。視界も白くぼやけているし、目を開けていると空気がしみて「ゴロゴロ」「ヒリヒリ」するので、ずっと目を閉じていました。手術後30分経過したくらいのとき、「ゴロゴロ」「ヒリヒリ」感がピークでした。恐らくこの頃に麻酔が切れたのだと思います。

私が待合室で、涙と鼻水をダラダラ流している間に、ほかの皆さんも続々と手術を受けられたようです。

手術から1時間くらい経った頃、ようやく涙が止まってきたので、先生に診察していただき、左目のコンタクトレンズも外してもらいました。

その後、もうしばらく安静にしてから、「今日はお風呂に入らないように」とか「目薬は1日4回、二種類を数分開けて順番に点眼」のような諸注意をいただき、痛み止めの飲み薬や、点眼剤などを貰って、手術費用として20万円支払いました。

検査料とあわせ、今回の手術には21万円掛かりました。待合室に置いてあった、LASIKを勧める本の体験談の中には「60万円掛けた」という話も出ていたので、昔よりは安くなっているようです。
今は全額自己負担ですが、このLASIKに保険が適用できるようになったら、爆発的に普及するんじゃないかな?と思います。

医院から外に出たら、すっかり日が暮れていました。街灯や車のヘッドライトは少し滲んで見えます。しかし、つい数時間前まで、裸眼では鼻先まで近づけないと何も見えなかった目が、こんなによく見えるようになったことに感動しながら、家まで自転車をこいで帰ってきました。