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舞-Hime(続き)

文句を言いながらも、他のヒロインの結末も気になるので結局やってしまいました。

【追記】 http://d.hatena.ne.jp/Su-37/20050725#1122286787
ゲーム版、舞-Himeをより深く解析してるページを教えてもらいました。お勧めです。どの説にも納得。うむうむ。

以下、ネタバレなので隠します。
鴇羽舞衣(トキハ・マイ)ルートはお互いに想い人同士だった記憶を失う代わりに二度と媛星が襲来しないようにするという、献身的な舞衣らしい結末でしたが、ハッピーエンドなのかどうなのか微妙な終わり方でした。

ゲームプロデューサーの「ハッピーエンド無し」と言う方針もあるから、他のヒロイン達も単純明快に「めでたしめでたし」なハッピーエンドは期待できません。バトルパートが悲惨を極めるんだから、せめて最後は皆揃って幸せになって欲しいと思うのは私だけなんでしょうかね。。。先にアニメや単行本のエンディングを見てるもんだから、どうもそちらに影響されちゃってます。


次に攻略したのは、天河朔夜(アマカワ・サクヤ)というゲームオリジナルキャラ。最初から主人公と同居していて、お兄ちゃん(主人公)にベッタリな妹分。順調に想い人になってサクサクと話が進みます。『自分のチャイルドが倒されたら、大好きなお兄ちゃんが死んでしまう!』って事で、逃げ回ってみたり見境無くなって他のHiMEを襲ってしまったりとなかなか情緒不安定なアブない娘でしたが、最後は大好きなお兄ちゃんと一緒に異次元に封印されちゃいました。朔夜本人にしてみればハッピーエンドかも。300年間も二人っきりで封印に付き合わされた主人公、お疲れ様。自分なら飽きて(以下略


三番目は深優(ミユ)・グリーア。アリッサ・シアーズのお供をしてる娘なんで、アリッサもお話に絡んできます。と言うか、前半はアリッサの面倒ばかりで保父さんになった気分。途中で深優がアンドロイドであることが主人公にバレるわけですが、深優の生体パーツは優花(ユカ)という、主人公の幼馴染で事故死してしまった娘と言う設定で切なさ倍増。アリッサが暴走して斃れたあと、機械娘がだんだん人間らしくなっていくストーリーはよくあるパターンですが、やはり引き込まれてしまいました。主人公に想い人を鞍替えし、さらに深優のベースだった優花がHiME候補だったことから、深優がHiMEとして覚醒。
そして、人間らしい思いやりの心を得て、主人公を守るために戦って散っていく深優。HiME同士の戦いである星詠みの舞から途中で脱落して終わりました。

ラストシーンはアリッサと深優を一緒のお墓に入れるシーン。深優の身体は大破してしまったけれど、メモリーチップだけは無事。それを大切に埋葬…という話。どうも将来的には深優を再生する可能性も?これまた微妙な終わり方でした。


四番目は美袋命(ミナギ・ミコト)。朔夜とは違ったタイプのお兄ちゃん娘ですが、原作同様に元気一杯。エピソードはどれも面白かったです。主人公と想い人になると、「仮の兄と妹」になるわけですが、後半はダークサイドな本当の兄に取り込まれて大変でした。
エンディングは、星詠みの舞で斃れた人たちの多さに意気消沈した主人公が学校を去った後を命が追いかけて来てハッピーエンド、って感じ。今までにやってきたヒロインの中では、一番ほほえましい終わり方でした。


最後のヒロインは玖我(クガ)なつき。この娘はいろんな意味でハマりました。まず、ガイドブックの攻略手順が一箇所間違っていて前半パートでブチっと終わること2回。お陰で3時間くらい無駄に。おのれ〜角川書店(笑 攻略情報を載せているWebページを見つけ出して、ようやく後半パートに進めました。
次にストーリーが他のヒロインたちの2倍くらい濃かった気が。原作同様、藤乃静留(フジノ・シズル)が絡んでくるのですが、静留の最後は凄かったです。静留最高〜。
なつきはいわゆる「ツンデレ」キャラなのですが、エンディングはもうこれ以上ないくらいに「ツンデレ」全開でヤラレマシタ。自分的に一番、舞-Himeらしい終わり方に感じました。それになつきシナリオだけはそのまま18禁ゲームに出来そうで良し(意味不明


ヒロインを一人クリアする都度、「Extra」モードにある「ANOTHRE STORY」が増えていきます。こちらの方が自分には秀逸に感じました。ゲーム本編は前半に細切れエピソードをバラバラと詰め込まれて見せられるので、それよりまとまって読める分、良かったです。

全キャラクリアして「ANOTHRE STORY」を全部鑑賞し終わると、声優インタビューが聴けます。これもお勧めでした。

…結局、色々文句を言いながらも、良く出来たゲームだったということは認めざるを得ない、って事で。製作された方、お疲れ様でした。