艦これ2024早春イベお疲れ様でした)、たまに えびバイク など




自分の居場所を求めて

昨夜、ギルドモンスの世話をしながらキャラの間で持ち物の整頓をしていたところへナイフの材料持込での作成依頼のメールが入りました。材料の中に「審眼」を使うタイプのナイフだったので、こちらの用意もあるので「明日の都合の良い時間にお会いしましょう」と言うことになり落ち合う時間をお約束してその日はお別れしました。

「審眼」はご存知のように、キリ〜ガルーナへ向かう途中にある洞窟で、青蜘蛛を倒したときに手に入る「Tr不可・置くと消える」アイテムです。色々なクエストのキーアイテムでもあり、特殊な装備品の材料にもなります。

…と言うわけで、今日はDOLはやらずXGに専念することにしました。

約束の時間までに審眼を集めなければなりません。大してLvも上げていないナイフ職人だけで戦うのは大変なので、クレリックも付けてキリへ出かけます。洞窟の中をウロウロする事、1時間あまり。ようやく審眼を手に入れることが出来ました。いつもの事ながら、欲しいときにはなかなか出ないものです。


まだお約束した時間までに余裕があったので、待っている間、薬剤師を起動して手持ちの薬を売りながら、きこりでハーブを採ってみました。次はLP600薬でも作ってみようかな、と。

1サバでLP800薬を17セット売り出します。以前なら露天を開始して10分もしないで売り切れたのですぐに終わるだろうと思ったのですが…。

全く売れません。それなりに人通りはあるのですが、買っていきたそうな素振りを見せる人も居ません。期間限定だったパブの連戦クエストも無くなってしばらく経つ上、このところ高難度なクエストも追加されていないのでLP800薬の需要そのものが落ちているようです。しかし、時間は21時前後。平日とは言え、ネットワークゲームの接続数がピークを迎えて一番売れそうな時間帯のはずです。

そう思って改めて周囲を見渡すと、LP300薬やLP400薬など、これまで「売れ筋」だと思われていた品を売っている方の所にもあまりお客さんが来ていないようです。これは・・・あまり良くない傾向ですね。

結局、1時間あまり露天を続けてた末、ようやく2名のお客様の来店があって12セットを販売できました。残り5セットを売り切るためにこれ以上座っているのも面倒になったのと次のハーブの材料が集まってきたので切り上げました。深夜や早朝でもないのに完売せずに閉店するなんて、久しぶりです。

そして、ナイフの方もお約束の時間は過ぎてもOffLineのままでご連絡が無く…悪いことは重なるものです。お約束の時間のやり取りをしたメールの履歴を見ながら、いろんな意味で「そろそろ潮時なのかな」と思って、集まってしまったハーブで売れるかどうか判らないLP600薬を作っていました。何故か鼻の奥がツンと痛みます。

しばらくしてナイフのお客さんがOnLineしているのに気づき、恐る恐る「こんばんは」とメール。どうやら、間違って名刺を持っていないキャラでOnLineしてずっと待っていらしたそうです。お約束の時間を30分ほど過ぎてようやく落ち合えました。しきりに謝っていらっしゃって悪意は無さそうでしたし、そういう事もあるだろうなと思って特には責めませんでした。それに、少し救われた気分になれましたから。来てくれてありがとう。まだ捨てたもんじゃないなと。

そして、材料と宝石をお預かりして作ったナイフはATK+300越えの滅多に無い逸品になりました。苦労して審眼採って来た甲斐があったというものです。喜んでもらえてなによりでした。

もし、薬があまり売れなかった上に、ナイフのお約束までこのまますっぽかされていたら、もうしばらくの間はXGで遊ぶのは止めようかな、と思うような出来事でした。

その後、ナイフ屋で露店してみたところ、結構、何人もお客さんがいらっしゃって安心しました。「このところ売っていないから探してましたよ」とか嬉しいことも言ってもらえたり、マイティナイトの買取募集に沢山持ってきてくださったり。。。ちょっと感動です。

嬉しくなってさらに1サバをウロウロして餌ナイフや水龍ナイフの作成依頼看板を出している人のところへ押しかけて作ってみたりして。凹んでいた分、良いことが素直に喜べます。

最後に、出来上がったLP600薬17セットは、寝る間際になっていつもお薬を大量にご注文してくださるお得意様がOnLineしたのを見つけて「今、これだけありますがいかがですか?」とメール。売れ残りのLP800薬5セットと一緒に全て買い取っていただけました。

悲しいことも嬉しいことも色々あったけれど、今日はXGで遊べて良かったと思います。自分の役割、居場所を探すようなゲームになってしまいましたが、結局、MMORGPで遊ぶって事は、どのOnLineゲームでも究極的にはそういうことなのでしょうね。

お薬を買い取っていただいたお得意様も3日ぶりにXGにOnLineされたそうで、「人が少なくなった気がする」と仰っていました。果たしてXGの世界は今後、どうなっていくのでしょうか。自分はどうしたいのでしょうか・・・。たかがゲーム、されどゲーム・・・。いろいろと考えさせられる一日になりました。