先週の中ごろ、夕食を食べようと食堂へ向けて車を走らせていたら、触っていないのに「ピーーー」と車のホーンが勝手に鳴り出して止まらなくなりました。近くのコンビニの駐車場に停めてエンジンを切ってキーを抜いてもまだ鳴り続けています。仕方が無いので、ヒューズボックスを開けて「ホーン」と書いてある青いヒューズをブチッと抜いたら、ようやく鳴り止みました。
周囲の皆さんに何事かと注目されて恥ずかしい出来事でした。
ヒューズを差しなおすとまた鳴り出すので、外したまま修理工場へ直行します。
夕方なのでライトをつけて運転していたのですが、抜いたヒューズはスピードメーターなど計器類のバックライトも担当しているようで、計器類が真っ暗になって何も見えません。ヘッドライトやテールライトは正常に点くし、カーナビなども動くので問題無いのですが、いつもと違ってなんだか変な感じです。スピードメータが見えないのは少し不安でしたが、周囲の車の流れに合わせて走りました。
修理工場での診立てでは、ハンドルの真ん中についているホーンのスイッチが劣化して押し込まれたまま戻らなくなっているそうです。部品を取り寄せるまで、このままヒューズを外して運転し続けることになりました。平成元年に生産された古い車なので、あちこち痛んでくるのは仕方が無い事です。
そして今日、ようやく部品が入荷したと連絡があったので修理工場へ再度、車を持ち込み、30分ほどで交換完了。部品代や工賃など全部込みで10900円でした。
ホーンも正常に鳴り、計器パネルのバックライトも点いて、いつもの見慣れた夜の運転席の景色に戻りました。