休日なので、お昼近くまで寝てました。起きて外を見たら、一面の銀世界。。。もう、雪景色はお腹一杯です。勘弁してください。
今回は気温が低い時に降ったようで、サラサラの粉雪が積もっていました。見た目、真っ白な銀世界ですが積雪量は大したことなく、ほんの2〜3cmというところ。これなら雪かきをする必要もなさそうです。
とりあえず、お腹が空いていることに気が付いたので、車でいつもの食堂へ出かけることにしました。
その途中、ワンボックスワゴンタイプのパトカーが赤いパトライトを光らせながら反対車線を半分塞ぐ様な不自然な位置に停まっているのに気付きました。あれは「事故処理」専用のパトカーのようです。
どうやら、先日に引き続き、また事故現場に遭遇しまったようです。事故を見かける確率が、最近妙に高いような気が(汗
さらに近づいてみると、パトカーの前に、普通車が2台停まっています。片方の車は車道から歩道へ半分入り込み、車体が空へ向かって斜めに傾いています。歩道との間に設置されたガードパイプに乗り上げているようです。ガードパイプは車体の下でねじれ、ボンネットが大きくめくれ上がっています。結構派手に壊れてますね。
車の後部、ハッチバックドアも大きく凹み、リアウィンドウが割れています。トランクから荷物がこぼれたようで、工具や段ボール箱などが車の周囲に散らばっていました。
その後ろに停まっている、もう一台の車はフロントのバンパーやヘッドライトが脱落するくらい大きく壊れていました。
その2台の状況から、後ろの車が前の車に追突し、その弾みで前の車が左へ逸れてガードパイプに衝突…というシチュエーションが想像できました。もしかしたら、前の車が単独事故を起こした後に、後続車がぶつかって事態を悪化させたというパターンかも知れません。
両車の壊れ方や、ガードパイプへの乗り上げっぷりがかなり見事なので、相当なスピードで事故を起こしたのでしょう。こんな雪の日にスピードを出すとロクな事にならない、の見本ですかね。
車の周囲に運転者らしき人物は見当たらなかったので、パトカーの中で事情聴取を受けている最中か、もしかしたら救急車で病院に搬送された後かもしれません。
前に見かけた事故の時とは違って、道路の雪は消えていて凍結もしていないようなので、単純なスリップ事故ではなさそうです。まだ路面は濡れていたので、多少スリップしたかも知れませんが、それが直接原因ではなさそうに見えました。
事故現場は交差点でもない直線道路の途中で、見通しも良いのに、どうしてあんな風にぶつかったのか不思議な感じがしました。どんな事情があったのでしょうね。
今回の事故も他山の石に、さらに安全運転を心がけましょう。
以前にも日記に書いたような気もしますが、自分の事故体験を余談に。
イキナリ対向車に目の前へ飛び込まれ、急ブレーキを掛けたけど避けきれずにぶつかったことがありました。もしもあのとき自分の車にABSが装備されていたら急ブレーキを掛けたままハンドルを切って避けられたかもしれませんが、避けた先は道ではありませんから、道沿いの家に飛び込んでいたことでしょう。
「事故は起きる時に起きる」という教訓を得た事故でした。対向しての衝突でお互いスピードが加算され、どちらの車も大破しましたが、奇跡的に怪我人が出なくて幸いでした。
あの事故のキーポイントは「挙動不審な車の行動を正しく予測できるか」だったように思います。あの時、妙にスピードを落としてセンターライン寄りに走ってきた対向車が、次にどう動くか判っていれば、あれほどの事故にはならなかったかもしれません。相手の女性ドライバーに、ぶつかった後で事情を聞いてみたら、このあたりで右折できるところを探しながら走っていたそうで、右の小さな路地を見たまま曲がり始めたらしいです。
相手の車はウィンカーも出してなかったし、事前に動きを予測するのはちと厳しかったですorz
食堂で朝食兼昼食を食べ、同じ道を戻ってきたら、まだ事故車両とパトカーは停まったままで、野次馬が集まっていました。
今回の事故車両はどちらも大破して自走できそうに無いし、ガードパイプに乗り上げている車を撤去するには、クレーン車が必要な感じです。他人事ながら「後始末が大変な事故だな」と思いつつ、無事にアパートの部屋まで帰ってきました。
昨夜、富山の北陸道でも61台もの車が関係する事故http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060204STXKG011204022006.htmlがあったようです。
冬場の車の運転は特に大変ですね。