1000BaseT対応のNAS「LHD-LAN300G」(イメージはメーカーWebページから借用)が、届きました。
2時間くらい「格闘」してようやくどのPCからも「Z:」ドライブとして共有化することができました。
こんなに時間が掛かったのは、
- 当初、ハードディスクがフォーマットされていなかったらしく、共有フォルダにファイルを書き込むと、あたかも書き込みが出来てるような「フリ」をされ、しばらくしてからOSがフリーズ…という状態を繰りかえされた。(取説に「フォーマットしてから使え」とはドコにも書いてなかったけどなぁ。。。)
- 先日取り付けた1000BaseTのLANカードのJamboFrameと相性が悪くて一時、管理画面へアクセス不能に陥りかけた。(管理画面が使えないと初期設定できないから、もう少しで何も出来ない「タダの箱」になるところでした)
と言う事情があったからです。格闘してる最中は、直らなかったらこのままメーカーに不良品として返送しようかと本気で思ってましたが、なんとか無事に動くように出来て何よりでした。
ただ、現在はJamboFrameを使えない関係上、ファイル転送は期待している最高速度が出てないハズなので、そこだけが残念です。もう少し弄繰り回してダメなようなら、メーカーサポートに問い合わせてみようと思います。。。
ようやく、NASのJamboFrameをOnに設定して使えるようになりました。原因は、『LANカードとNASでJamboFrameのMTU値が一致していないこと』でした。
NAS側はMTU値は「4074バイト」か「1500バイト」のどちらかしか選択肢が無いのです。一方、LANカード側は「1KB」〜「7KB」と「Disable」で8段階も選べるようになっているのですが、「バイト単位」で指定できないので、NASの中途半端なMTU値「4074バイト」に一致させられません。とりあえず、「Disable」から始まって、「1KB」〜「7KB」まで一通り、組み合わせを試してみたのですが、「Disable」以外ではNASの管理画面http://192.168.1.11:5000にアクセスすると、真っ白になって何も表示されないのです。
そこで、LANカードのMTU値の設定を「Disable」にしておいて、窓の手http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/を使って、強制的にMTU値を「4074バイト」にしてしまいました。この状態なら、NAS管理画面も正常に見えるし、Z:ドライブの共有も問題なさそうです。
このように、JamboFrameはメーカー各社が独自の解釈で拡張してるようなので「相性問題」があるようです。それを考慮してLANカードとHUBは同じメーカーで揃えたのですが、NASも同じメーカーのにしておかないとダメだったみたいですね。
まぁ、ちょっと工夫したらうまく出来たみたいなので、これでヨシとしましょう。