IRCの「#XGMS」チャンネルで最近熱心に話し合われているのが、「使い魔の鑑定システムを一般公開すべきかどうか」です。
現在クラスの判明している使い魔については、Lv1の時のステータスが判れば成長率をほぼ確実に予測することが出来るようになりました。この辺りについて詳しくは XG Monster Search http://www.afis.to/ray/xg/ をご参照下さい。
使い魔鑑定では「最大成長率」とでも呼ぶべき「上限値」がモンス種別に設定(クラス)されている事から、この上限に対してどれくらい劣っているかを表す「Drop値」で個別のモンスの「価値」を表現しています。
これまでもBP(VTL/STR/TGH/QUI/MGC)の合計値が多いものは高成長率が期待できるとして評価されていましたが、「Drop値」では同じBPのモンスの中でも高成長率が見込める個体を見分けることが出来るのです。
そしてこのLv1鑑定プログラムは現在、「#XGMS」チャンネルに参加すれば利用できるのですが、これをWeb上で誰でも利用できる形に「一般公開」しようとしています。
この一般公開に関して
賛成派
- 一部の人だけで利用するのは勿体無い情報だ
反対派
- 知っている人だけ利用できたほうが良い
- Drop値の多いモンスが売れなくなる
概ねこのような賛否に分かれるようです。
これを突き詰めれば「粗悪モンスを(それが粗悪と知らない客に)高値で売る事」、「良品モンスを(それが良品と知らない売主から)安値で買う事」の是非を問う事になるのでしょう。
つまり、情報を知っているものだけが得をする現状で良いのかです。これって一般的にいろいろな事でも言えることですけどね。
このLv1鑑定システムを一般公開すれば、現在のモンス相場が激変する事は容易に想像できます。
- 看板用でDrop値に関係ないモンスは安値に
- 実戦用でとにかく高成長率を望みたいモンス(Drop0に近い)の値段は天井知らずに
なる可能性が大いにあります。
「#XGMS」チャンネル内メンバーの意見は「公開派」にまとまりつつあります。私も「皆で知って幸せになりましょう」と思っているのですが、どうなるか楽しみです。
2005/01/28追記
FORTUNE☆STARさんに捕捉されたようなのでトラックバックしてみたり。
http://fortunestar.jp/diary/daily/diary050121_1.htm